NBA三者三様

Twitterで知り合った方々と、ゆるくNBA話をします。 一緒にお話ししていただける方は、Twitterアカウント @KingCakeIris のメッセージに、ご依頼をお願いいたします。

第2回目は、ペイサーズファンの、タクヤさん(@doggy_takuya31 )のPart2です。
(※Twitterアカウントは、ご本人の許可のもと、公開させていただいております。)

Part1:http://kingcakeiris.livedoor.blog/archives/1243850.html

KingCakeIris:さて、軌道修正w 90年以降のペイサーズといえば、まずはレジーミラー+ラリー・ブラウンの化学反応だと思いますが、あの時代の良さについて語っていただけますか。

タクヤ:おぉw ラリーブラウンですね。なんていうか、ペイサーズの選手って一長一短なんですよね

タクヤ:マークジャクソンはパスはゲームメイクやパスは上手いけど速さがない。
    デイルデイビスはハードワーカーだけどシュートが入らない
    リックスミッツはシュートは上手いが強さがない
    デリックマッキーは器用でディフェンスが上手いが健康面に不安がある

     そしてレジーミラーはシュートは上手いが一人では点が獲れない

タクヤ:そんな選手の長所と短所を上手く考えて『チーム』として強くしていったのがラリーブラウンだと思います。そしてそのチームを何年も何年もほぼ同じメンバーで闘い続けたんですよね。今の時代だと考えられないと思います。

タクヤ:だって94年とかにミラータイム起こした時のメンバーと、2000年にファイナルいった時のメンバーって、スターター4人一緒ですよ。

KingCakeIris: 確かにラリーブラウン以前と、メンツとしては劇的に変わったわけじゃない。その中で、いつの間にやら、自分たちのペースに巻き込んで、リードを奪っていく。相手からすると、本当になんで!?という印象を強く持ったチームだったんじゃないかと思います。

タクヤ:マークジャクソン、レジーミラー、デイルデイビス、リックスミッツは同じなんです。

タクヤ:ケミストリーって言葉で片付けるのはちょっと曖昧で卑怯な気もしてるんですがラリーブラウンってそれを最大限に引き出すコーチだったと思います。選手の個性を考えてそれを最大限生かすんですよ。そこから生まれるチームとしてのケミストリーがあの時代のペイサーズの魅力なんじゃないかと。これはアイバーソンを核としたシクサーズにも同じことが言えると思っています。

タクヤ:ラリーブラウンはアイバーソンの『長所』を最大限に活かしましたよね。エリックスノウの使い方とかラトリフの使い方って、正にラリーブラウンだなぁって思っていました。

KingCakeIris: そこなんでしょうね。ミラーもアイバーソンも本当にどぎついくらいの長所を引き出してもらった感じがします。あと、周りのメンツも改めてみるとそうだったのかなと、そのままでは中途半端だったかもしれない選手の個性をぶ厚く、出せる人だったんだろうなと<ラリーブラウン

タクヤ:思えばピストンズもそうだったと思います。ただ、ラリーブラウンが作るチームってその分弱点も明確に尖っているので、だからこそ最後の最後では勝ちきれないイメージがずっとありました。ピストンズは例外になりましたけどね。

KingCakeIris:難しいですよね。これは、ラリーブラウンだけじゃなく、それだけでは超えられない何かがあったと思いますし、やっぱ、マイケルジョーダン、コービー・ブライアントなんですよね。狂気を持った才能というか。

タクヤ:優勝する為には強烈な『個』の破壊力が必要だと思います。

KingCakeIris:今年のファイナルだって、レナードがおかしかったですしね・・・単なる才気だけでは片づけられない、何かを伴っていたと思いますし。

タクヤ:アイリスさんがおっしゃるように、ジョーダンやコービーや、シャック、レブロン、カリーやKDとかも。そこにチームとして立ち向かうのがラリーブラウン率いていたペイサーズの魅力だったのかな、と。

タクヤ:勘違いしてほしくないのは、ブルズやレイカーズや最近で言うとウォーリアーズやキャブスが『チームじゃなかった』とかそういう意味じゃないですよ💦 正直、優勝するということは強烈な個がいる上でのちゃんとチームだと思うんですよ。

KingCakeIris:もちろんです。チームなのは、大前提ですよね。

タクヤ:はい、アイリスさんがおっしゃる通り。ただ、なんて言うかなぁ。判官贔屓』って言われたらそれまでかもしれないんですけど、強烈な個がいないからこその魅力ってあるんですよね。それがペイサーズに惹かれた理由なのかもしれません。少年心ながらに『マイケル・ジョーダン』には感情移入できなかったんです。

KingCakeIris:それこそ、勝ち負けだけじゃない。理屈じゃねぇんだよ!の世界ですよね。やっぱ、人それぞれに、心を打たれる何かがある。私も含めて、やっぱそうなんだろうなと。

タクヤ:もう小学校中学年ぐらいになると『自分も世界も完璧じゃねぇよな』みたいなことって分かっちゃったんですよね。アイリスさんペリカンを好きなのもひょっとしたらそういう理由があったりするのかな、ってちょっと思いました。理屈じゃねぇんだよ!的な。完璧じゃない自分だから完璧じゃないチームと選手を応援したくなったんだと思います。まぁ、もうちょっと大きくなると完璧に見えていた勝者側にも色々背景があるって分かってくるんですけど、それはまた別のお話(笑)。

KingCakeIris:さて、そろそろ、今回は切ろうと思いますが、時間全然足りませんねw よかったら、来週以降で、続きやりませんか。
 
タクヤ:おぉ。アイリスさん良ければ私は一向にかまわないですよ。

タクヤ:こんな感じでいいんですか。真面目すぎないですか。ボケてないですけどいいんですか。

KingCakeIris:問題ありません。途中で噛まれてましたし。

タクヤ:もっと、こう、時事ネタ入れた方が良いですか。

タクヤ:テープ回してないだろうな!とか言った方が良かったですか。

KingCakeIris:いえいえ。時事ネタは、普通のTLで流れてますからね。こういう展開で行きましょう。タクヤさんのおかげで、他の方々との方針もある程度つかんだ気はします。

タクヤ:噛むのは息をするのと同じなのでかまいません←

タクヤ:あれま(笑)。方針掴めましたか(笑)。

タクヤ:なんかあれですね、30分だと内容全然進まないもんですね。

KingCakeIris:じゃあ。今日はこれでお開きで。記事分の会話は一度切ります。

■まとめ
ラリー・ブラウンという、名将の一面をペイサーズファンのタクヤさんと紐解いて、気づけば、更に30分w 今も昔も、優勝って何が必要なのかを改めて考えさせられるとともに、アツさも常に感じながらの対談があっという間に終わった感じでした。タクヤさん、本当にありがとうございました。

今回のように、お話しして頂ける方を引き続き募集中です。
Twitterアカウント @KingCakeIris のメッセージまでお願いいたします。

第1回目は、ペイサーズファンの、タクヤさん(@doggy_takuya31 )です。
(※Twitterアカウントは、ご本人の許可のもと、公開させていただいております。)

KingCakeIris:お疲れ様です。タクヤさんが良ければ、始めさせていただきますが、よろしいですか。

タクヤ:大丈夫です。こちらこそ宜しくお願い致します。

KingCakeIris:こちらこそよろしくお願いします。

KingCakeIris:まず、NBAを見始めた時期、きっかけをよろしければ教えてください。

タクヤ:見始めた時期は小学校3年生ぐらいからです。世の中はマイケル・ジョーダン率いるシカゴブルズ、そしてスラムダンクのバスケブーム真っ盛りでした。きっかけは色んな積み重ねがありますが、単純に言うとスラムダンクが面白い→バスケやりたい→バスケ面白い→プロの試合が観たい→どうやったら観られるんだろう?→BS放送で観れるらしいand(今では信じられないですが)地上波の放送もたまにある→観よう!というものでした。

タクヤ:アイリスさんのアイコンが文字打ってる時、アイコンの怖さに一瞬超ビビりますね(笑)。

KingCakeIris:前よりは、刺激のないアイコンだと思ってるんですが・・・w

KingCakeIris:ありがとうございます。やっぱ、スラムダンクとマイケル・ジョーダンの影響って、すごいですね。1990年代はまさにMJとスラムダンクがバスケ界を支配したと言ってもいいと思いますし。

タクヤ:はい。CMも流れていましたし、あの当時は普通に生活していてNBAの映像を目にする機会は多かったと思います。

KingCakeIris:そんな中で、タクヤさんは、ペイサーズを長く応援されている印象ですが、ペイサーズとの出会いは覚えていらっしゃいますか?
 
タクヤ:当時スラムダンクで一番好きだったのが『三井寿』だったんですよね(その後大阪のカリメロに変わりましたがw)いずれにせよ『スリーポイントシューター』に強い憧れを抱いていました。そんな中、『NBAでスリーポイントシューターと言えば誰だろう?』と思い調べて見るとマークプライス、ミッチリッチモンド、そしてレジーミラーなどの名前が上がっていました。これらの知識は
月バス、Hoops、そしてダンクシュート、などの雑誌から必死に手に入れたものです。そんな折、『週刊少年ジャンプ』にて『レジーミラー物語』が連載されたり、VSニックス戦でのミラータイムがあったりで、『レジーミラー』という選手の名前を特に沢山目にする機会が多かったんです。そして、BSで実際に動くレジーミラーを観た瞬間落ちました。一気に心を奪われました。変な顔、とんがった耳、お世辞にも綺麗とは言えないシュートフォームから繰り出される美しい軌道のスリーポイントシュート。美しいんだか美しくないんだかよく分からない、形容のしがたいこの選手に他の選手にはない魅力を感じたのをよく覚えています。『完璧に美しくない』から好きになったかもしれないです。昔から傷物家具とかアウトレット商品とか好きでしたしw

タクヤ:あれ?質問の答えになってなかったですかね?💦 もっとボケた方が良いかな・・

KingCakeIris:十分すぎるくらいですよw<質問の答え

KingCakeIris:ありがとうございます。私も93年からNBAを見始めたんですが、本当に絵になる選手の一人ですよね。MJとかマジックとかあたりともまた違う。本当に、当時でも異色だったと思いますし、私も93年にNBAを見始めて、ブルズやニックスの濃いメンツが幅をきかせてた中で、これだけ、強烈な個性、オーラを出していたのは、改めてすごいなと。

タクヤ:正直『マイケル・ジョーダン』っていう(私らからすると)めちゃくちゃムカつく主人公みたいな存在がいたのが大きいと思います。レジーやピストンズやバークレーがあれだけ輝けたのってやっぱりマイケル・ジョーダン率いるブルズがいたからなんじゃないかなぁ、って。なんだろう。別にカリーなレブロンが劣っている、とかそういうことは全く言うつもりないですけど、あれだけNBAイコールマイケル・ジョーダンみたいな選手ってやっぱり今はいない気がするんですよね。

タクヤ: カリーやレブロン、ですね💦(噛んだ)

KingCakeIris:そうなんですよね。MJはNBAに留まらない、本当に全てを輝かせる力がありました。それはバスケの実力だけじゃなく、言葉では言い表せない、存在感というか、色気というか。これを超える人は出ないというか、あの時代のNBAだからこそ、出たんじゃないかとも思ったりしています。

タクヤ:NBAが世界的に大きくなってくるそのタイミングでマイケル・ジョーダンという存在が出てきた、というのも大きかったですよね。ある意味あれは一回しかないことだと思うんですよね。 これだけNBAが世界的に大きくなった今ではもう味わうことができない雰囲気な気がします。黎明期、っていうんですかね。

KingCakeIris:おっしゃる通りで、俳優とかの世界でも同じだと思うんですが、黎明期だからこそ、現れた綺羅星だったんだと思いますね。

タクヤ:石原裕次郎的な?時代が生んだスターってありますよね。今でいう米津玄師とか。そういうヤツだと思います。マイケル・ジャクソンとか。

KingCakeIris: ありがとうございます。あっという間に30分経ちましたが、このままだと、MJばかりになってしまいそうなので、第二部はペイサーズ尽くしで行こうと思いますが、よろしいでしょうか。

タクヤ:はい。絶妙に私が話それてるので修正して下さい(笑)。

KingCakeIris:これで、タクヤさんだけで、二回分の記事確定ですw

 タクヤ:なんかすげぇ自分で腹立ってるんですけど、なんで私マイケル・ジョーダンばっか話してるんですか。ワナですか。これインディアクラスタに怒られるヤツじゃないですか。

タクヤ:ナが抜けた!!

KingCakeIris:MJはNBAを語るうえで、避けては通れないのですね。改めて思いましたわ・・・

タクヤ:レジーミラーの話する時に避けては通れないんですよね。マイケル・ジョーダンの話しないとレジーミラーの素晴らしさを説明できない、みたいな所あります。ポールジョージ時代のペイサーズの話する時にレブロンの話しないと無理みたいなやつと似てます。

タクヤ: ずっとこんな感じだよインディアナペイサーズってチームはよ!!!!!

■まとめ
話の中にもありましたが、やはり、90年代からNBAを見始めた人にとって、マイケル・ジョーダンと言う存在は、特別であり、自然と話に入り込んでくる存在なんだなと改めて思いました。

でも、その中で異彩を放つ、レジー・ミラーという存在。その特殊さ、魅力を、ペイサーズを長くご覧になっておられる、タクヤさんからお聞きできたのは、すごく良かったですし、面白かったと思います。

本来、もっと、ペイサーズ寄りの話になると思ってましたが、今回分(約30分)は、そこまでに至りませんでしたw Part2では、ペイサーズ寄りの話になりますので、お楽しみに。

今回のように、お話しして頂ける方を引き続き募集中です。
Twitterアカウント @KingCakeIris のメッセージまでお願いいたします。

↑このページのトップヘ